フィギュアスケートと観劇が大好き。
そんな私の、感激日記。
日記というより記録といった方が良いかも。

感激度は、

1:つまらない。
2:私はちょっと苦手…。
3:面白い。
4:お勧め。もう一回観たいくらい。
5:皆、観て観てーーー!!!

基本的に、3〜5は「面白い」って事です。
「面白い」の中を、さらに3段階に分けました。

2015年10月04日

『バクマン』

原作は、電書で1巻が無料だった時に読んだ程度なので、特にキャラクターに思い入れはない。
キャストが発表になった時に、「逆では?」という声が出てたようだけど、多分、これで良かったんじゃないかと思われます。
高校生の男子二人(サイコーとシュージン)が漫画家を目指す。
しかも少年ジャンプでの1位を。
という話。
http://bakuman-movie.com/
―――
面白かったー。
以降、ネタバレあり。


初めて漫画を描き始めてからとんとん拍子で進むのは、上手く行きすぎ…とは思うものの、十分面白い展開だったから、その点は気になりませんでした。
ただ、読者目線が全くなかったのが、読者目線でしか物語に関われない私としてはちょっと不満。
劇中でも、アンケート至上主義について語る場面があったけど、ライバルの漫画家との勝負も結局はアンケートでどちらが先に1位を取るかだし。
連載開始当初は上位だったけど、だんだん順位が落ちてきたあたり、読者がその漫画に対してどう思ってるか、アンケートになんと書かれてるか、主人公たちが全く気にしてないのが気になった。
自分たちが面白いと思って書いてるから、気になるのは順位だけで、感想は気にならないのかな?
そんな事は無いだろう。
起死回生での新キャラの登場。
読者が喜んで漫画を読んでるシーンこそ描かれてたけど、それだけ。

終盤、サイコーが体を壊して、折角の巻頭カラーも、原稿の完成前に入院。
巻頭カラーはライバルの漫画家が描くことになる。
さらに、将来を約束したヒロインとの別れ。
「俺の博打に付き合ってくれ」と病院を抜け出して、原稿を仕上げるサイコー。
その熱意に、シュージンや漫画家仲間、編集も一丸となる。
その巻頭カラーでアンケート1位をもぎ取ったのがピークで、あとは下り坂。
連載も終わってしまう。

でも、「博打」というからには、何か大逆転があるかと思ったのに、単に、落ちるはずだった原稿を仕上げただけで、それは、病気になってなければ普通に間に合ったはずで、病気になった事や、ヒロインとの別れを原動力にした何かで新たな殻を破るのかと思ってました。
違うのか…。
なんだ…。

結局、連載が始まって終わるまで、読者がその漫画に対してどう思ってたのかは全く描かれなかったのが、時間が経てば経つほど気になってしまった。
主人公二人や漫画家仲間は面白かったけど、この劇中では新人しか連載してないのか?ってくらい、現在連載中の大御所の漫画家は出てこなかったなぁ。
架空の大御所であってもいいから出せばよかったのに。

エンドクレジットは面白かった。
ここに名前が載るスタッフが羨ましい。
これはじっくり見てみたい。
パンフになら載ってるみたいだけど、最近のパンフは高いからな〜。

あと、新井浩文が演じてた漫画家が描いてたラッコのサラリーマンの漫画、これ、読んでみたいな〜。
posted by てしー at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月01日

『心が叫びたがってるんだ。』

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』スタッフによる新作。
http://www.kokosake.jp/

とはいえ、私は『あの花』を見たことが無いので、予備知識と言えば、予告編と、ミュージカルが題材になってるらしい、という程度。
こういうタイプの作品は普段ほとんど見ないので、私には合わないかも…と思いつつの鑑賞でしたが、途中、ヒロインの事が凄く嫌いになったけど、私好みの着地点だったので、結果的には後味の良い作品でした。
この後は、ネタバレ気にせずに書きます。

−−−
ヒロインは口から生まれたと言われるくらい、元はお喋りな女の子だったが、幼い日に発した言葉が切っ掛けとなり、両親は離婚。
以降、「玉子の王子様」の呪いという名のトラウマで言葉を発せなくなる。
そんなヒロイン・成瀬順は高校生になり、クラスメートと共にイベントの実行委員に任命されてしまう。
ここまでですでに違和感が。

というか、両親の離婚の切っ掛けになったのは丘の上のお城から父親が出てきたと母親に喋った事。
「お父さん、王子様だったんだね。お姫様はお母さんじゃなかったけど」
この後すぐに「離婚→お喋りを封印」となるのだけど、そのトラウマは、そのお城が実はラブホだと気づき、初めて自分のお喋りが切っ掛けだとわかるんじゃないのかな。
そして、声を出せないだけで、携帯メールでは言いたいことをガンガン言ってるのも違和感。

うーん。

教科書を読んだり、セリフを読んだりというのは出来ても、自分の考えを口に出そうとすると喋れなくなる、というのならわかるけど、文字でなら自分の想いを伝えてもお腹痛くならないのか。

うーん。

そんな感じで、私はほとんど最初からずっと、ヒロインに感情移入できないままでした。
ヒロインが少しずつトラウマを乗り越え、クラスメートたちと協力してオリジナルミュージカルを作り上げていく。
その発表会の前日に、心を寄せていた男の子(拓実)と元カノの菜月の会話を聞き、ショックを受け、発表当日、姿を消してしまう。
ここで、私の「この子嫌い」度はピーク。
主役を演じる自分が抜けたらどれだけ皆に迷惑が掛かるか考えられないのか?と。
ま、それが出来るのが物語のヒロインなんだろうけど。
そこで、拓実が順の事を好きだと言ってたら、私はこの作品を嫌いになってただろうけど、ぎりぎりでそれは回避。

ヒロインの事は好きになれなかったけど、拓実とか菜月とか、ひじを痛めた野球部員・田崎など、彼らの悩みやそれを乗り越えていく姿には好感を持てたし、物語の着地点も私にとっては気持ちのいい所に降りてくれたので、結果としては後味の良い作品でした。
ただ、甥っ子とこの作品について話をしたら、甥っ子はこの結末がお気に召さなかったようだ。

ヒロインがすっぽかしたミュージカル。
結局、拓実に見つけられ、説得され、ようやく舞台に戻ってくる。
でも、ここももやもやするところ。
拓実たちの話を聞いてショックを聞いて逃げ出してしまうのはわかるけど、やっぱり考え直して舞台に戻ろうとする。
でも、隠れていた丘の上の城(潰れたラブホ)から出られなくなってしまい、携帯のバッテリーも切れ連絡が取れず…くらいの方が良かったなぁ。
「ヒロインなりに、頑張ろうとするけど出来ない」というのがもう少し共感できるように作ってくれていれば、と思いました。

劇中のミュージカルは、ヒロインのトラウマを元にしたオリジナルストーリーを既成の曲を使って作ったもの。
これは結構面白かった。
ただ、「喋れないけど、歌に乗せてなら言葉を発することが出来る」というのがちょっと唐突だったので、ミュージカルファンとしては、ここでもうちょっとミュージカルの魅力を上手く説明してほしかったなぁ、とも思った。
翌日は『レ・ミゼラブル』のCDを久々に聴いちゃいました。
posted by てしー at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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